買った。

ボーナス・トラック*1は,《空も飛べるはず》のプロトタイプ《めざめ》である。一部歌詞が異なる。

空も飛べるはず 《めざめ》
「おどけた歌でなぐさめた」 「なつかしい歌でなぐさめた」
「君と出会った奇跡が」 「君と出会えた痛みが」
「ゴミできらめく世界が 僕たちを拒んでも」 「やがて着替えた季節が 僕たちを包んだら」

もう涙が出るかと思った。「君と出会えた痛み」。これぞスピッツ。胸が締めつけられるようというのはこういうことを言うのだろう。これ聴くだけでも買う価値があった。




ボーナス・トラックは,《夢負い虫》early version。

《夢負い虫》 《夢負い虫》early version
「上見るな 下見るな」 「下見るな 下見るな」
「身につけ 乗り越え どこへ行こうか?」 「身につけ 乗り越え どこに行こうか?」

スピッツの歌詞は,とても分析というか解釈しがいがあるので,時間があれば歌詞解釈をしたいなあ。たとえばネット上で見かける歌詞解釈の類は,ほとんどが歌詞から勝手にイメージしたストーリーを掲載することに終始していていやだ。もっと論理的に分析したい。
スピッツと比べれば,みゆきさんの歌詞はまだストレートである。

*1:初回盤のみです