どこまでも馬鹿な男

読売日本交響楽団 第502回名曲シリーズ
指揮:下野竜也
チェロ:クレメンス・ハーゲン
ピアノ:野原みどり

なんてセンスのいいプログラム。下野氏(というか読響)のプログラムは素晴らしすぎます。
チェロの先輩方と遭遇,「ペトルーシュカ聴きに来たの?」と訊かれたので「いえ,ホルスト目当てです…」と答える。
フーガ風序曲はホルストの最高傑作のひとつです。この曲を間近で聴けただけで幸せ。前から3列目だったため,いかにも走りたがるヴァイオリンばかり聞こえてKw田さんソロがあまりよく聞こえなかったのが残念。でも顔は隙間から見えた。
もちろんエルガーも,ペトルーシュカも良かった。


帰りの溜池山王の駅で,ふと横を見ると,なんとSg原先生が。あちらも気づく。

先生「今日はどうしたんですか」
私「えっと,読売日本交響楽団を聴きにきまして」
先生「ほう。何をやったの」
私「ペトルーシュカです。あとエルガーのチェロコンと。*1
先生「なるほど。私たちは,ただの宴会です。(笑)」
私「おつかれさまです」
先生「また木曜日はHng行くの。」
私「そう…ですね」(実際は次の木曜はHngには行かない)
先生「トゥッティ?」
私「いえ,木曜は…分奏です」
先生「そうですか。がんばってください。」
私「おつかれさまです。では」

なんともしまりのない会話をしてしまった。

*1:さすがにホルストとは言えなかった意気地のない自分