この蒼空極みはいずこであろうのう

三国志 30 (潮漫画文庫)

三国志 30 (潮漫画文庫)

横山三国志文庫版全30巻,読破してしまった。いやあ面白すぎる。しばらくは俄か三国志かぶれが続きそうである。魯粛甘寧魏延馬岱が好き。
この漫画では伏兵が登場するときには必ず「ジャーン ジャーン」と銅鑼が打ち鳴らされるのがしきたりになっているのですが,最終巻『死せる孔明生ける仲達を走らす』の場面ではなぜか「ジャーッ ジャーッ」になっている。どういう銅鑼ですか。
当然の結果としてコーエー三国志がやりたくなってきます。
しかし読み始めた夏とはすいぶん情勢が変わりましたな。
雨月物語 (ちくま学芸文庫)

雨月物語 (ちくま学芸文庫)

ここのところは三国志ばかり読んでしまったが,ちょっと前に雨月物語を読んだ。最初が崇徳院の話だと知っていればもっと早くに読んでおけばよかったのう。と思う崇徳院ファン。もっと下世話な怪談物かと思っていたので,歴史を下敷きにした格調高い文章に感銘を受けたのは余の不明のいたすところである。