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読売日本交響楽団 第88回東京芸術劇場マチネーシリーズ
指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ

読響は狙いすましたようにうちらのやる曲をやってくれますね(ブラ2,フランク,火の鳥……)。
ドヴォ7の3番ホルンはたぶんH永先生だったんじゃないかと思います(いつも遠くてよくわからない)。つまり,最初に「パポッパ」ってやるの*1。Uら先生は全曲2番。
《ミュージック・アット・ナイト》は2管編成+アルトサックス・ピアノで金管ミュート使うから,《火の鳥》と組み合わせたのでしょう。原曲はバレエらしいし。難解ではない。よくわかんなかったけど。
火の鳥》。なんとなく,勢いとか,オーケストレイションの面白さとかだけでは聴かせられない曲なんだろうなあと思いました。2管編成に収めてあるわけだし。結構な精緻さが要求されるのかと。最後Doppio valoreはソステヌートめに演奏してました。つい切りたくなるけど,1919版はいいのでしょうかね。
もうちょっと燃える演奏でもいいかなとは思いましたが,現役最高齢(83歳)にしてはかくしゃくとしてますね。そして日本は高齢指揮者が好きですね*2

*1:ことによってはまーしーが吹いてたかもしれないのか……(笑)

*2:朝比奈はともかくザンデルリンク,フェネル,フルネ,サヴァリッシュ,スクロヴァ……日本に来る元気のある人が長生きすると言うべきか?